ダンボール用印刷の種類
デジタル印刷
ダンボールに直接写真等のカラフルな印刷ができる最先端の印刷技術です。
染料インク・顔料インク・UVインクと3種ありますが、ダンボールへの印刷は主に染料インクか顔料インクです。
各ダンボール会社の機械によってインクの種類が異なります。
●染料インク(弊社では、こちらの「染料インク」を使用しています)
CMYKで写真の様なきれいな発色が楽しめます。白インキはないので注意。
染料インクは色がハッキリと濃く出ます。コートボール・プラダンへの印刷はできません。
●顔料インク
色が薄く出る場合が多いです。こちらもコートボール(小箱向けのボール紙=厚紙)の印刷ができない場合もあります。
【綺麗なハッキリと色の出る印刷】を求められる方は、デジタル印刷の【染料インク】かどうか確認してから、
ご依頼することをお勧めします。
デジタル印刷のメリットは画像を印刷するため、色と色のズレがありません。印刷上の上下左右のズレや印刷のスジが出る事がございます。
ロットは1・10でも作成は可能ですが、多くなればコストは下がります。ただし機械スピード上の生産効率からロットが1,000を超えても価格は下がりません。



フレキソ印刷
以前からある印刷方法で、印版が必要です。単色かつ1~4色までを同時に印刷する方法です。
ダンボールであれば、ロットが500を超える場合はフレキソ印刷が安く仕上がります。
コストを意識される方はこちらがお勧めです。単色での印刷の為、複雑なものや、大きい印刷の場合は印版代が高額になることがあります。



オフセット印刷
小箱に使用される美粧ケース用の印刷方法で、印版・木型が必要です。ロット1,000以上の大ロット向きです。
ダンボールであれば、薄いGF0.9mmであれば印刷可能ですが、ほとんどがコートボールにオフセット印刷を行いダンボールに合紙するか、コートボールの箱となります。
オフセット印刷は非常にきれいでクオリティも高いですが、大きい箱はできません。
印刷機及びオフセット印刷のできるシートサイズに制限があります。
小さい箱の美粧ケースでロットが多くコストを意識される方はこちらがお勧めです。


